【メーカー営業 1年半】異動をきっかけに辞めたくなりました

私は新卒でメーカーの営業職につくことになりました。

 

ルート営業で新規飛び込みのようなものではありませんでしたが、商品知識やお客様との折衝の仕方、数字の見方など覚えることがとても多く、会社に入社してからが人生で一番勉強したのではないか、と思うほど一所懸命勉強しました。

 

また、営業という仕事は多かれ少なかれそういう傾向にあると思いますが、休みも少なく、土日はイベントに駆り出されることも多いので休めず、やっと休めても平日と、友人と遊ぶ機会も少なくなっていました。

 

それでも、私はとても充実した日々を過ごしていました。

 

私のいた会社は小さな会社でしたので、ひとつの営業所で抱えるお客様の範囲が広く、日々色々な土地を訪ね歩いていました。

 

もちろん仕事をしに行きますし大変なことも多かったですが、移動時間はちょっとした旅行気分にもなれたり、仕事終わりにはその土地土地で美味しいものを食べる、というようなお楽しみもありました。

 

新入社員ということもあり、同行していた上司や先輩に奢ってもらうことも多く、全てが新鮮で楽しい日々でした。

 

そんな中、突然、会社が商品を取り扱うショールームを作ることになりました。

 

そしてまさかの展開で、私にそのショールームへの異動の内示が来たのです。

 

営業の仕事がしたくて入社して僅か一年と少し、やっと仕事も覚えて来て仕事が楽しくなっていた時期でした。

 

ショールームに異動となると、営業手当も無くなったりと、当初の雇用契約とは条件も変わって来ます。

 

当時の直属の上司にも相談しましたが、サラリーマンである以上会社の辞令は従わざるを得ないと言われ、泣く泣く異動しました。

 

異動後は本当に辛かったです。外に出る日々から、ショールームでお客様を待つだけの日々。

 

刺激も、ご褒美的なお楽しみもありません。

 

覚える内容も営業の時とは違うので、また一から勉強の毎日。

 

怒られる度に、自分が希望して来たわけでは無いのにという思いもあり、入社一年半ほどで次第に辞めたいと思うようになりました。

 

辞めずに済んだのは、単純に、就職氷河期だった事と一人暮らしをしていてお金も無かったからです。

 

異動後は精神的にクタクタで、転職活動なんてする余裕が無く、かと言って貯金もないので、一人暮らしの身では生活して行けない。そんな理由で何とか辞めずに頑張りました。

 

石の上にも三年とは良く言ったものです。

 

そんな理由で残った私でしたが、一年二年とショールームで働くうちに、いつの間にか仕事を楽しめるようになっていました。

 

結局、その仕事は八年続け、現在はその経験を生かして働いています。

 

皆さんも、仕事を辞めたくなったら、どうか三年は頑張ってみてください。石の上にも三年、なんて聞き飽きたなどと思わず、騙されたと思って三年我慢してみてください。
仕事は楽しい事ばかりではありません。

 

好きな事だけを仕事にできるわけでもありません。三年我慢して頑張れば、好きでは無かった仕事の中にもきっと何かが見つかるはずです。

 

三年経ってもまだ嫌でしたら、その時また考えれば良いんです。

 

三年頑張った、というその事実がきっと自分の自信になり、また次の道を考えるのにもプラスになると思います。

 

まずは三年、ありふれた言葉ですが、ちょっと頑張ってみて欲しいです。